さようならはじめまして。

とあるアラサーが、6歳の息子と生活しています。

アイドルヲタの父親が亡くなった

 

夢を見る。

そのほとんどは父が笑っている夢だ。

 

「疲れたでしょう。早く休んでね。今日もまたお父さんと夢で逢えるね。」

先日、父の友人にそう言われた。

 

5月24日に父が亡くなった。

なんの前触れも無く、急死だった。

一人暮らしの父は、自分で救急車を呼んで一人きりで亡くなった。

 

父の親族は、親族といっていいのか判断が難しいほど関係は浅く、しかもたったの3人しかいない。

父の母、父の妹、そして娘である私だけだ。

みんな同じ市内に住んでいるが、訳あって父は身内と事実上縁を切っている状態で、実際つながりがあるのは娘の私だけだった。

とはいっても私自身も父とは年に1回連絡を取る程度だった。

 

しばらくブログを放置していたので私の現状をお話しすると、私は5月末まで職業訓練校に通っていて、現在無職。

父親が亡くなったあと、タイミングよく無職になり時間を作ることが可能な私が父の残したものの整理をほぼ一人で行っている。転職活動を中断せざるを得ない状況になってしまったから無職なのは仕方がないと思うことにした。

 

父の家の片づけ、ヲタグッズの売却、債務整理などの手続きを毎日のようにやっているが、そのうえ暴力的な暑さで精神的にも身体的にも疲労が溜まってきたところだ。

 

父が亡くなってから1か月半が経った。

親族はいつもの生活や日常を取り戻している。

けれども私は無職で世間から離れていることで、父を失ったことだけでなく色々な失望感のようなものを感じている。

そして父の家の片づけをしていると山のように出てくる古いアルバムや、20年前に使っていた食器、小学生の頃に私がお気に入りだった香り付きのメモ帳、見覚えのある父のTシャツなどを見ると、過去に引き戻され、ズンとした気持ちになる。

周囲はいつもと変わらない毎日を取り戻して前へ進んでいるのに、私だけは過去に戻っている。世の中と私のスピード感が確実にズレている。そんな気がする。

 

 

急に話は変わるが(変わるなよ)、私はアメリカのドラマ『ウォーキングデッド』が好きだ。

父の遺体を見た瞬間、「あぁゾンビになるんだな」と普通に思ってしまったのは、父には秘密にしておこう。